知らないと損!洗面台のリフォームの費用や使える補助金を徹底解説

洗面台のリフォーム費用の相場は?交換時期や注意点も解説。補助金も利用できる? 水回り

「洗面台をリフォームしたいけど、いくらくらいかかるのか」

「リフォーム費用を抑える方法はないかな」

などとお悩みではないでしょうか。

この記事では洗面台のリフォーム費用相場や交換時期、リフォームの際の注意点を徹底解説。

洗面台リフォームを安く済ませるためのコツも紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

洗面台のリフォームを安く済ませる方法の1つとして、火災保険を活用できる可能性があることをご存知でしょうか。

火災保険が適用されれば、負担額を大きく軽減することができます。


洗面台リフォームにかかる費用の相場はいくら?

洗面台リフォームにかかる費用の相場はいくら?

洗面台のリフォームにかかる費用の相場は、ユニット交換のようなシンプルな工事であれば10万円~20万円前後です。

ここでは、洗面台リフォームにかかる費用の相場を以下の3つに分けて詳しく解説します。

  • 洗面台本体の価格
  • 床やクロスなどのリノベーションにかかる費用
  • リフォーム会社の工事費用

以下で順に見ていきましょう。

①洗面台本体の価格

洗面台の本体価格はサイズやグレードにより異なります。

サイズやグレードは、あなた自身の使い方に合わせて決めましょう。

洗面台のグレードやサイズに応じた本体価格の相場は以下の表の通りです。

洗面台のグレード 機能面 サイズ 本体価格の相場
Low ・コンパクト
・シンクが小さい
・収納スペースが少ない
50cm 約8〜9万円
60cm 約10〜11万円
75cm 約12〜13万円
Middle ・収納スペースが多い
・上品なデザイン
・シンクが大きい
60cm 約12〜13万円
75cm 約17〜18万円
High ・高級感のあるデザイン
・収納スペースが多い
・シンクが大きい
75cm 約22〜23万円
90cm 約23〜25万円

手を洗うときや歯磨きをするときしか洗面台を使わないのであれば、ロウまたはミドルグレードの洗面台で十分です。

対して、洗面台で髪を洗ったり、化粧をしたりする人は使い勝手のよいハイグレードがおすすめです。

ハイグレードの洗面台はデザイン性にも富んでいるので、インテリアにこだわりたい人にもおすすめだといえるでしょう。

②リノベーションやオプションにかかる費用

床やクロスなどのリノベーションやオプションにかかる費用は、平均4~5万円です。

リノベーションやオプションにかかる費用の相場を以下の表にまとめましたのでご覧ください。

オプション 費用の相場
床・クロスの張替え 4〜5万円
鏡のくもり止めコーティング 0.2〜0.3万円
照明LED変更 1.3〜1.5万円
洗濯機パン 1.5〜3.0万円
トールキャビネット 6.4〜7.7万円
ウォールキャビネット 2.3〜2.7万円
トール用ウォールキャビネット 1.6〜1.9万円

洗面台と洗濯機は、近くに置いてあるケースがほとんどです。

そのため、洗濯機が万一水漏れしたときの受け皿である洗濯機パンが劣化していることを気にして洗面台と一緒に交換する人もいます。

キャビネットの種類ごとの特徴は以下の表の通りです。

トールキャビネット 丈の高いキャビネット
ウォールキャビネット ミラーの上に設けるキャビネット
トール用ウォールキャビネット トールキャビネット上部に設けるキャビネット

収納を増やせるキャビネットにはそれぞれ適した設置位置があるので、特徴をしっかり覚えておきましょう。

③リフォーム会社の工事費用

③リフォーム会社の工事費用

洗面台リフォームには撤去費や取り付け費、廃材の処理費などの工事費用がかかります。

工事内容ごとの費用の相場は、以下の表の通りです。

工事内容 費用相場
既存の洗面台撤去 0.8万円〜1万円
洗面台取り付け 2万円〜2.5万円
廃材処理 0.5万円〜0.8万円

リフォーム会社の工事費用についてはリフォーム業者や施工箇所の状態により異なるため、費用相場は目安としてご覧ください。

洗面台をリフォームするタイミングは?

洗面台をリフォームするタイミングは?

洗面台をリフォームするタイミングは、以下のような場合が多いです。

  • 洗面台を購入してから20~30年経ったとき
  • 家族に介護が必要な状態になったとき

洗面台を長く使っていると、経年劣化などにより洗面台に面している壁や床などが傷みはじめます。

適切なタイミングで洗面台の用途を変更し、使いやすく便利な洗面台に交換しましょう。

洗面台を購入してから20~30年経ったとき

洗面台を購入してから20~30年経つと、配管設備の劣化や床、クロスの傷みが目立ちはじめます。

水漏れなどのトラブルに見舞われる前に、洗面台を交換する必要があります。

しかし、日常的に洗面台のメンテナンスを行う人は少なく、配管設備の劣化に気付く機会はほとんどありません。

急な水漏れトラブルを防止するためにも20年~30年を目安に洗面台のリフォームをするようにしましょう。

家族に介護が必要な状態になったとき

家族に介護が必要となったことをきっかけに、洗面台を一新するケースも少なくありません。

たとえば、立ったまま利用する通常の洗面台は、車椅子で生活する人にとっては不便です。

車椅子の人には、シンク下収納のないタイプの洗面台がおすすめだといえるでしょう。

洗面台のなかには、2面鏡や3面鏡により身体を動かす動作を省ける仕様のものもあります。

さまざまなタイプがあるので、必要な機能を備えたものを選びましょう。

洗面台のリフォーム費用を安く済ませるコツ3選

洗面台のリフォーム費用を安く済ませるコツ3選

リフォーム費用はできるだけ抑えたいものです。

ここでは、洗面台のリフォーム費用を安く済ませるコツを3つ紹介します。

  • 洗面所の壁や床のリフォームもまとめて行う
  • 火災保険を活用できるか申請サポート業者に相談する
  • 補助金を利用できる可能性がある

以下でそれぞれ詳しく確認していきましょう。

①洗面所の壁や床のリフォームもまとめて行う

洗面所の壁や床のリフォームもまとめて工事を依頼することにより、費用を安く済ませることができます。

洗面台交換時に費用を気にしてクロスや床の張替えをしないで済ませてしまうと、後々必要となったときに別途費用がかかります。

長く使っていた洗面台を交換するときは、床や壁のリフォームも視野に入れておきましょう。

②火災保険を活用できるか申請サポート業者に相談する

火災保険を活用できるか申請サポート業者に相談することも、洗面台リフォームを安く済ませる方法の1つです。

自然災害による洗面台の水漏れや床材の傷みなどには火災保険が適用され、自己負担0円でリフォームできたというケースもあります。

火災保険の補償内容は加入している火災保険の契約内容によって異なりますが、水漏れや洗面台のヒビ、床材の劣化などがある場合は相談してみましょう。


③補助金を利用できる可能性がある

③火災保険を活用できるか申請サポート業者に相談する

洗面台だけでは難しいものの、お風呂と一緒にリフォームすることで、以下の補助金を利用できる可能性があります。

  • 国からの補助金
  • 地方自治体からの補助金
  • 介護保険の補助金

国からの補助金は、耐震性や省エネ性など住宅の性能を向上させるリフォームが対象です。

毎年実施されているわけではなく、必要条件も細かいので、リフォームする前にしっかり確認しましょう。

投資型減税で最大20万円、ローン型減税で62.5万円の補助が受けられます。

地方自治体でも、補助金制度を実施しているところがあります。

実施の有無や必要な条件、対象となる工事など各自治体によって異なるので、注意が必要です。

介護保険の場合は、家族の中に要介護や要支援に認定された方がいる場合のみ利用できます。

補助金が受け取れるのは工事後なので、一度支払いをする必要があることを覚えておきましょう。

洗面台をリフォームする際の注意点3選

洗面台をリフォームする際の注意点3選

洗面台のリフォームをお得にする方法が分かったところで、次はリフォームの際に注意すべきポイントについて解説していきます。

洗面台をリフォームする際には、注意するべきポイントが3つあります。

  • 洗面台の高さが身長に合っているか確認
  • 洗面台の幅がリフォーム後の設置スペースに合うか確認
  • 洗面所に置きたい物を収納できるスペースがあるか確認

以下でそれぞれのポイントについて詳しく説明するので、後から後悔しないように注意点をしっかり把握しておきましょう。

①洗面台の高さが身長に合っているか確認

洗面台の高さが身長に合っていないと、腰にかかる負担が大きくなってしまいます。

古い洗面台は75cmのタイプのものが多いですが、現在では80cmが主流です。

基準は以下の表を参考にしてください。

身長 適している洗面台の高さ
155cm 75cm
165cm 80cm
170cm 85cm

シンクの高さは身長÷2が基本です。

1cm単位で高さを調整したい人は、昇降式の洗面台を選ぶのもよいでしょう。

昇降式の洗面台であれば、車椅子の人や子供の身長に合わせて利用することができます。

②洗面台の幅がリフォーム後の設置スペースに合うか確認

洗面台の幅が設置スペースに合うかも、リフォームの際には確認しておきましょう。

また、サイズの違う洗濯機を購入する予定のある人は、予定しているサイズを確認した上で設置スペースを決定する必要があります。

洗面台の付近にある家具のサイズを確認しておけば、「隙間が空いてしまった」「必要な家具が置けなくなってしまった」という失敗を減らすことができるでしょう。

③洗面所に置きたい物を収納できるスペースがあるか確認

③洗面所に置きたい物を収納できるスペースがあるか確認

洗面所に置きたい物を収納できるスペースがあるか確認しておくことは、購入する洗面台のグレードを決定する上でとても重要です。

置きたいものを収納できるスペースがない場合は、キャビネットを設置することも検討しましょう。

収納スペースを確保しながら広い洗面台にリフォームしたいときには、収納スペースの多い洗面台に交換するのもおすすめです。

なお、トールキャビネットは、収納量を増やすには最適ですが「踏み台が無いと手が届かない」「天井の間の隙間にホコリが溜まる」というデメリットもあります。

天井までの高さを確認し、普段使いしないものを入れておくスペースとして活用すると、さらに収納を増やすことが可能です。

まとめ:洗面台のリフォームを安く済ませるには火災保険を活用しよう

まとめ:洗面台のリフォームを安く済ませるには火災保険を活用しよう

洗面台リフォームの費用や相場、安く済ませるコツや注意点を解説しました。

リフォームの際には洗面台の高さが身長に合っているか、洗面台の幅がリフォーム後の設置スペースに合うかを確認しておきましょう。

洗面台リフォーム費用の相場は、洗面台本体の価格や床や壁などのリノベーションの費用、リフォーム会社によって大きく差があります。

賢くお得にリフォームを済ませるには、壁や床のリフォームもまとめて行ったり、値段が安いメーカーの洗面台を選ぶなどの工夫が必要です。

また、洗面台のリフォーム費用を抑える方法の1つとして火災保険を申請できる可能性があります。


もし、洗面台のリフォームで火災保険申請をご自分で行うのが難しければ、火災保険申請サポートのプロである「修復ナビ」を利用するのがおすすめです。

火災保険の申請は複雑な専門知識が必要なため、ご自身で給付金請求を行うと、見落としや間違いが発生する可能性もあります。
スムーズな申請と最大限の給付金を受け取るには、プロの力を借りるといいでしょう。

「修復ナビ」ではご相談から火災保険の申請サポートまですべて無料で対応しています。また弁護士監修で、現地調査も一級建築士などのプロが行うため安心してご利用できます。

気になることがございましたら、まずはお気軽にメールやLINEでご相談ください。すべて無料で対応させていただきます。

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監修者情報

松岡諭司

松岡諭司

保有資格

宅地建物取引士/公認 不動産コンサルティングマスター

家業の不動産屋にて大規模不動産仲介に従事。その後、売上5,000億円規模の一部上場企業にて、25年以上不動産関連業務に携わり続けてきた。リフォームにも詳しい専門家。

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