玄関収納の悩みを解決!すぐ実践できる収納術からリフォーム情報まで解説

玄関収納の悩みを解決!すぐ実践できる収納術からリフォーム情報まで解説 内装

「物で溢れた玄関を見る度にうんざりしてテンションが下がる…」

いつの間にか、家族がそれぞれで増やしていったものが散乱した玄関の惨状を見てため息をついていませんか?

この記事では、現状の課題を解決して気持ちの良い玄関に変えるための方法を紹介していきます。

  • きれいなままキープするための玄関収納の基本
  • 収納に困るアイテムの玄関収納やおしゃれにみせる玄関収納
  • 玄関のデッドスペースの活用法
  • 100均やニトリの商品を使った玄関収納のアイデア
  • 玄関収納のリフォーム情報

それぞれ詳しく解説するので、ぜひ最後まで読んでみてください。

少しの工夫で美しく変化した玄関を見て、家族も喜んでくれるはずです。

早速、家の顔である玄関をきれいにする方法を見ていきましょう。

なお、玄関収納の設置費用を少しでも安くしたい場合は、火災保険の給付金の利用を検討しましょう。

火災保険の給付金は使い道が自由であり、申請サポート業者を利用すれば、簡単に申請できます。


  1. 1.リバウンドしない玄関周りの収納に欠かせない3つの片付け方
    1. (1)収納するものの優先順位を決める
    2. (2)一時保管用のボックスを置いておく
    3. (3)グループ分けして収納する
  2. 2.アパートなどの賃貸でもできる!収納に困る5つのアイテムをスッキリさせるアイデア
    1. (1)かさばるコート|簡単なアイデアでコート掛けを作る
    2. (2)大量の靴|狭いスペースでも収納量を増やしてスッキリ
    3. (3)乱雑になりがちなスリッパ|ラックに入れてインテリアに
    4. (4)いつの間にか増えている傘|下駄箱の隙間やドアのデットスペースを活用
    5. (5)生活感が出る掃除道具|隠しつつ使いやすく収納
      1. 抵抗がなければ玄関外に収納を設ける選択肢もあり!
  3. 3.おしゃれで機能的な玄関収納にする工夫3つ
    1. (1)見栄えの良い家具を置く
    2. (2)テイストを統一する
    3. (3)鍵などの小物をディスプレイ風収納にする
  4. 4.狭い玄関でもOK!手作りDIYでデッドスペースを有効活用するアイデア3選
    1. (1)壁面にディアウォールで棚を設置
    2. (2)縦の空間で無駄なく収納
    3. (3)下駄箱の下も有効活用
  5. 5.100均やニトリのコスパが高い収納家具4選
    1. (1)突っ張り棒で靴箱の上に棚を追加
    2. (2)ワイヤーネットで子どもの靴を収納
    3. (3)カラーボックス+収納ボックスでスッキリ
    4. (4)マグネットで収納力アップ
  6. 6.玄関収納をリフォームで作るときのポイント3つ
    1. (1)家族構成に合った玄関収納を選ぶ
    2. (2)生活導線を考える
    3. (3)脱臭・防カビなどの機能も加味する
  7. 7.リフォームでできる5種類の玄関収納タイプの特徴を画像付きで解説
    1. カウンタータイプ
    2. 壁一面収納タイプ
    3. フロートタイプ
    4. カウンター+吊戸棚タイプ
    5. 土間収納タイプ
  8. 8.玄関収納のリフォームを格安でする方法
    1. (1)リフォーム業者から相見積もりを取る
    2. (2)補助金制度を活用する
  9. まとめ|家の顔でもある玄関収納を理想の快適空間にしよう

1.リバウンドしない玄関周りの収納に欠かせない3つの片付け方

リバウンドしない玄関周りの収納に欠かせない3つの片付け方

玄関の収納は、少しのコツできれいに整った状態を保つことができます。

毎日のライフスタイルに合わせた収納を心がけてみてください。

この項目では、以下3つの玄関回りを整った状態に保つコツを紹介します。

  1. 収納するものの優先順位を決める
  2. 一時保管用のボックスを置いておく
  3. グループ分けして収納する

では、早速みていきましょう。

(1)収納するものの優先順位を決める

収納の優先順位を決めると、収納スペースが少なくても片付けやすくなります

優先順位を決めないと、収納スペースに置くものの量が多くなり、収納からあふれ出してしまいます。

まずは、玄関に置くべきものや置いても問題ない数量を決めましょう。

収納スペースの8割くらいを目安に、少し余裕をもたせることが大切です。

収納に適した量を決めるときは、まず現在使っているものの数を確認します。

収納スペースに対してものの量がオーバーしてしまったら、使用頻度の低いものから減らしていきましょう

適量に減らす作業は、整った玄関収納を維持するのに重要です。

今収納しているものを、すべて取り出して仕分け作業をしてみてください。

(2)一時保管用のボックスを置いておく

「とりあえずで放置しがちなもの」を一時保管する場所を決めれば、きれいな状態が保てます。

帰宅したときに無意識に玄関に放置してしまうものが多いと、散らかって見えやすいです。

郵便物や使用済のマスク、鍵、時計など、後でどうにかしようと思っているものは往々にしてそのまま忘れます。

ですから、意識しなくても帰ってきたときに片付けられる、一時保管用のボックスを作ることが有効です。

例えば、ワイヤーのかごに見栄えの良い紙袋を入れて置いておくのも良いでしょう。

中が見えないように布をかけて隠せば、突然の来客でも慌てません。

一時保管スペースに溜まったものは、そのままにしないで必ず週末に回収しましょう。

回収したら、それぞれの収納場所に戻すことも忘れないでくださいね。

(3)グループ分けして収納する

誰でも収納しやすい場所を設定できていれば、いつでも整った玄関のままでいられます。

なぜなら、使ったもののを片付ける場所を一定に決めてしまうと、家族全員が収納場所を把握しやすくなるためです。

収納場所を一定にするためには、ものをグループで分けてそれぞれに合った場所に収めることが大切になります。

例えば、長靴の傍に折り畳み傘やレインコートなど雨の日に使うものをまとめて収納するといった形。

さらに、収納しやすい位置や収納方法も工夫しましょう。

  1. 目線の高さに使用頻度の高いものを収納する
  2. 指定した場所にラベルを貼っておく
  3. 小物は用途ごとにまとめてボックスに収納する

使いやすさに配慮した収納なら、無理なく継続できます。

ここまでが、玄関収納を整った状態で保つための方法についての解説でした。

難しいことではないので、すぐに取り組めそうですね。

次の項目では、家庭で収納に困りがちなアイテムを上手く片づけるためのアイデアを紹介します。

狭いスペースでも有効に使うことで、気持ちの良い空間にできますよ。

気になるアイデアを早速みていきましょう。

2.アパートなどの賃貸でもできる!収納に困る5つのアイテムをスッキリさせるアイデア

アパートなどの賃貸でもできる!収納に困る5つのアイテムをスッキリさせるアイデア

前の項目では、玄関収納を快適な状態のままリバウンドしないための方法を紹介しました。

基本的な片づけのメソッドが理解したら、次は具体的なアイテムごとに収納アイデアを確認しましょう。

家庭の玄関でよく見かける5つのアイテムを挙げて解説します。

  1. かさばるコート
  2. 大量の靴
  3. 乱雑になりがちなスリッパ
  4. いつの間にか増えている傘
  5. 生活感が出る掃除道具

上記5つのアイテムをスッキリ収納すれば、誰に見せても恥ずかしくない玄関に生まれ変わるでしょう。

(1)かさばるコート|簡単なアイデアでコート掛けを作る

狭い玄関でも収納できるすき間を見つければ、コート掛けを作ることが可能です。

例えば、壁にフックを取り付けてかけるだけなら手軽に作れます

狭いすき間を利用して突っ張り棒を2本渡してかけるところを作ってもいいですね。

場所を取らないスリムでおしゃれなコートハンガーもおすすめです。

置くスペースが取れそうであれば使ってみてもいいでしょう。

梯子状のラダーハンガーなら、コートの他にカバンや帽子なども掛けられて便利です。

コートは重量が大きくなりやすいので、設置する際はハンガーの対荷重量を確認してください。

(2)大量の靴|狭いスペースでも収納量を増やしてスッキリ

たくさんの靴で溢れた下駄箱の悩みは、収納量を増やすことで解決できます。

例えば、便利な突っ張り棒を使って、上が空いている段を2段にしてしまう方法です。

アクリルの仕切り板を使って、2足の靴を重ねて収納する方法もあります。

ブーツはファイルボックスに入れることで、スペースを取らずに収納できます。

おしゃれな靴やかわいい子ども靴は、シューズラックを置いて見せる収納にするのも1つの手段です。

収納できる量を増やすだけでなく、減らす工夫も必要です。

シーズンものの靴や冠婚葬祭用の靴は、保管ボックスに入れて玄関以外の収納スペースにしまう方法があります。

靴箱に収納するのは、常に履く靴だけにするなどの対策をしましょう。

(3)乱雑になりがちなスリッパ|ラックに入れてインテリアに

スリッパは、おしゃれにまとめればインテリアになります

見栄えを良くするなら、アルミのラックや籐のかごにまとめて置く方法が便利です。

壁にフックを取り付けてかけておく方法もあります。

インテリアにせず、隠して収納したい場合は次のような収納方法を試してください。

  • ボックスタイプの椅子の中に収納
  • 下駄箱の扉の裏に取り付けたマグネットフックにかけて収納

スリッパは、入口にぐちゃぐちゃに置いてあるだけで、雑然とした印象に見えてしまいます。

使いやすさと見栄えの良さを考えて、収納してみましょう。

(4)いつの間にか増えている傘|下駄箱の隙間やドアのデットスペースを活用

家族分の傘は、それほどスペースを取らずに収納できます。

細長い形状を利用すれば、狭い空間に収納可能です。

傘立てを置くとスペースを取ってしまうので、空いている空間を活かしましょう

例えば、コートの収納で紹介したラックにS字フックを使ってかける方法があります。

また、突っ張り棒にかけておくのも良いでしょう。

下駄箱の裏にタオルハンガーを付けておけば、傘がかけられます。

余りにも傘が多い場合は、減らす工夫も必要です。

増えすぎた不要な傘は、まとめてNPO団体などに寄付するなどしましょう。

(5)生活感が出る掃除道具|隠しつつ使いやすく収納

掃除の道具は、使いやすくて見えにくい場所に収納する方法があります。

下駄箱の扉の裏にフックを付けて、ほうきとちりとりをセットで収納すれば使いやすいです。

生活感が出ない掃除用具を選ぶ方法もあります。

おしゃれなデザインの掃除用具を用意できれば、インテリアとして活用可能。

掃除道具がいつでも使えるところにあれば、気づいたらすぐ掃除ができて、きれいな玄関が保てます。

隠す方法か、インテリアとして使う方法を考えましょう。

抵抗がなければ玄関外に収納を設ける選択肢もあり!

発想を変えて玄関外に収納する方法もあります。

玄関スペースの収納量に限界があれば、玄関外のスペースを活用しましょう。

簡易的に屋外物置のようなボックスを置けば、外観も損ないません。

アウトドア用品や工具など、日常的に使わないものは玄関外に収納することも検討してみてください。

以上が、収納しにくい5つのアイテムの収納方法の紹介でした。

それぞれの家庭の玄関や家族構成に合わせて、適した方法を実践してみてくださいね。

次は、玄関収納をおしゃれに見せる方法について解説します。


3.おしゃれで機能的な玄関収納にする工夫3つ

おしゃれで機能的な玄関収納にする工夫3つ

玄関をスッキリ片づけられるようになったら、機能性やインテリア性を高める工夫をしてみましょう。

すぐにできる、以下3点のおしゃれに見せる玄関収納の工夫を紹介します。

  1. 見栄えの良い家具を置く
  2. テイストを統一する
  3. 鍵などの小物をディスプレイ風収納にする

玄関がおしゃれだと、出掛ける時や帰宅時の気分が良くなります。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

(1)見栄えの良い家具を置く

玄関スペースが整理されたら、見栄えの良い家具を置いておしゃれ空間を演出してみましょう。

優秀な家具は機能面はもちろん見た目も計算して作られているため、インテリアになります。

玄関に置くと便利な家具として、スツールがあります。

スツールとは、背もたれやひじ置きがない椅子のこと。

靴ひもを結ぶときや靴べらを使うとき、スツールがあると便利ですね。

スツールは、北欧やヨーロッパで作られたおしゃれなデザインのものが多数あります。

日本製スツールは、アートのような商品が販売されているとも。

玄関にマッチしやすい、ベンチもおすすめです。

ベンチは下が空いた形状が多いので、デザイン性の高い靴をインテリアのように飾れます。

玄関ホールのアクセントにもなっておしゃれですね。

また、コンソールテーブルと呼ばれる細長いテーブルは、品の良い家具として玄関に彩りを添えてくれます。

ミラーや写真たて、植物などをワンポイントとして飾りやすいです。

ものを置きすぎると見栄えが悪いので、インテリアの一部としてバランスを考えて配置しましょう。

(2)テイストを統一する

玄関をおしゃれに見せるには、統一感が必要です。

トーンがバラバラでは、きちんと収納されていても美しく見えません。

簡単に統一感を出す方法は、素材を合わせることです。

ナチュラルな雰囲気が好きなら、木製のアイテムを揃えたり、植物を飾ったりすると統一感が生まれます。

色を統一するのも、簡単に取り入れられる方法です。

白・茶色・グレーなどのシンプルな色は、まとまりやすいでしょう。

目指しているテイストに合わせて、装飾するテクニックもあります。

北欧テイストにしたいなら、天井からモービルを吊るして遊び心をプラスしてみましょう。

正面の壁に、絵や写真を飾ればワンポイントになります。

スペースにちょっとした余裕があれば、ディスプレイエリアを設けましょう。

季節のイベントごとに変えれば、いつでも新鮮な気持ちで過ごせます

楽しみながら、統一感をもたせる方法を考えてみましょう。

(3)鍵などの小物をディスプレイ風収納にする

鍵や腕時計などの小物は、普通に置くだけでは雑然としやすいです。

玄関で必要になる小物は、ディスプレイ風の収納でおしゃれに見せましょう。

見せる収納には、以下のものを活用すると効果的。

  1. コルクかマグネットのボード
  2. マグネットまたは鋲
  3. フック

ボードにフックを取り付ければ、インテリアになる小物かけの完成です

他にも、スッキリしたデザインのトレイを用意して、視界を妨げることなく収納する方法もあります。

以上が、玄関収納をおしゃれにするテクニックの紹介でした。

次は、狭い玄関を有効活用するためのDIYを解説していきます。

初心者でも気軽に作ることができるものばかりなので安心してください。

では、早速見てみましょう。

4.狭い玄関でもOK!手作りDIYでデッドスペースを有効活用するアイデア3選

狭い玄関でもOK!手作りDIYでデッドスペースを有効活用するアイデア3選

この項目では、自分のうちの玄関サイズにぴったり合うアイテムを手作りする方法を紹介します。

玄関のスペースは各家庭によってバラバラです。

ですから、既製品を使うと無駄なスペースができてしまうこともあるでしょう。

寸法を測ってDIYで作れば、使いやすくて愛着ある収納ができます。

初めてでも気軽にチャレンジしてみましょう。

  1. 壁面にディアウォールで棚を設置
  2. 縦の空間で無駄なく収納
  3. 下駄箱の下も有効活用

では、早速作り方を紹介していきます。

(1)壁面にディアウォールで棚を設置

狭いスペースでは、空いている壁を収納場所として活用しましょう。

ディアウォールを使えば、釘を使わずに簡単にラックを作れます

ディアウォールとは、好きな場所に柱を作れるDIY用パーツ。

フックを取り付けるだけでラックとして使用可能です。

2本の柱を立てれば、板を渡す金具を取り付けて棚ができます。

靴を置いたり、バッグや帽子などをおしゃれに収納しましょう。

ワイヤーネットや有孔ボードを取り付けても使い勝手がいいですね。

ディアウォールを使って柱が立てられるスペースがないか、チェックしてみてください。

(2)縦の空間で無駄なく収納

狭い玄関の中で、使いにくい縦長の空間がぽっかり空いていることがあります。

狭い玄関の縦空間なら、突っ張り棒を活用しましょう。

短めの突っ張り棒を2本取り付けて棚板を渡せば、小さな収納棚になります。

子どもの靴や靴の手入れグッズ、掃除道具などを収納可能です。

狭いすき間ならではのDIYがもう1つあります。

寸法を正確に測って、すき間にはめ込む木箱を作る方法です。

ぴったりサイズなので、釘を打つ必要がありません。

真四角の箱は、端材などを使って簡単に作れますよ。

(3)下駄箱の下も有効活用

下駄箱の下も、DIY収納が役立ちます。

直に置くだけでは取り出しにくい下駄箱下のスペースに、キャスター収納を作成しましょう

ワイヤーバスケットに結束バンドなどを組み合わせたキャスターを取り付ければ、引っ張るだけで手軽に出し入れできる収納に。

板にキャスターを取り付けるだけでも、重くて大きいものが楽に取り出せるスライド式収納が作れます。

以上が、手軽にできる玄関収納に役立つDIYの紹介でした。

手に入りやすいものでできるので、早速作ってみましょう。

次は、DIYをする時間がない人におすすめの100均やニトリで買うことができる収納家具を紹介します。

なお、玄関収納の設置費用を少しでも安くしたい場合は、火災保険の給付金の利用を検討しましょう。

火災保険の給付金は使い道が自由であり、申請サポート業者を利用すれば、簡単に申請できます。

5.100均やニトリのコスパが高い収納家具4選

前の項目では、簡単なDIYで玄関収納を快適にする方法を紹介しました。

どれもすぐにできるものばかりですが、さらに手間をかけたくない人もいるでしょう。

この項目では、時間もお金もかけず、買うだけで片づけが楽になる100均やニトリの収納家具を紹介します。

  1. 突っ張り棒で靴箱の上に棚を追加
  2. ワイヤーネットで子どもの靴を収納
  3. カラーボックス+収納ボックスでスッキリ
  4. マグネットで収納力アップ

便利な収納術と合わせて確認してみましょう。

(1)突っ張り棒で靴箱の上に棚を追加

突っ張り棒があれば、下駄箱の棚が1段増やせます

下駄箱の中で高さが余っている棚に、1段追加しましょう。

突っ張り棒を2~3本用意すれば、耐荷重性も十分です。

重い靴を下に、軽い靴を突っ張り棒で増やした棚に乗せましょう。

低い位置の狭いスペースに突っ張り棒を渡せば、スリッパの収納としても活用可能です。

突っ張り棒は長さ・太さで様々な種類があるので、用途に合わせて選びましょう。

(2)ワイヤーネットで子どもの靴を収納

ワイヤーネットとは、スチールやアルミでできた網のことです。

L字金具と組み合わせて活用すると、ディスプレイのような壁面収納になります

網状なので、好きな場所に金具を取り付けることができて便利です。

ワイヤーネットを複数用意して結束バンドでつなげれば、大きなサイズにもなります。

かごを付けて鍵などを入れたり、小さな植物を飾ったり様々な活用法を考えてみましょう。

(3)カラーボックス+収納ボックスでスッキリ

カラーボックスは、簡単に組み立てられる収納家具です。

カラーボックスに収納ボックスを組み合わせることで、玄関収納がより快適に。

収納ボックスを入れることで、用途ごとに分類する引き出しとして使えます

例えば、ペットを飼っているならお散歩グッズを入れるボックスを作っても良いですね。

庭いじり用のグッズをまとめておくのにも役立ちます。

子どもの公園遊びグッズや靴の手入れグッズ、洗車の道具などをまとめて収納するのにも適しています。

ラベルを付けておけば使う人が探しやすくて、元の場所に戻してもらいやすくなりますよ。

(4)マグネットで収納力アップ

マグネットは、玄関収納で非常に活躍するアイテムです。

マグネットなら、玄関ドアや壁に傷を付けることなく手軽に収納場所を増やせます

例えば、マグネットシートをタオルハンガーに貼り付ければ、ドアなどに傘をかけるスペースができます。

小物入れにマグネットシートを貼れば、宅配便でよく使う印鑑やボールペン入れの収納に便利です。

また、鍵自体に小さなマグネットをつけることで、玄関の金属部分にそのまま貼り付けられます。

以上が、リーズナブルな100均やニトリで購入できるもので手軽にできる収納の工夫でした。

アイデア次第でさらに収納スペースが広がりますね。

次は、リフォームで理想的な収納にするポイントを解説します。

玄関は家族が毎日使う場所なので、思いきってリフォームを検討してもいいかも知れません。

6.玄関収納をリフォームで作るときのポイント3つ

玄関収納をリフォームで作るときのポイント3つ

前の項目では、リーズナブルに収納を増やす方法を紹介しました。

工夫次第で狭い空間を最大限に活用できることが分かりましたね。

しかし、アイデアを活かして増やせる収納には限界があるはずです。

プロに相談することで、ライフスタイルに合った玄関収納が実現します。

この項目では、玄関収納のリフォームを考える上でのポイントを3つ挙げて解説していきます。

  1. 家族構成に合った玄関収納を選ぶ
  2. 生活導線を考える
  3. 脱臭・防カビなどの機能も加味する

早速見ていきましょう。

(1)家族構成に合った玄関収納を選ぶ

後悔しないように、家族構成と収納量を考えてリフォームを依頼しましょう。

玄関収納に適した量を知ることで、理想的なリフォームのイメージが見えてきます

靴や傘、スリッパなどの他、玄関に収納したいものを整理してみましょう。

  • 趣味のもの
  • 子どものもの
  • 防災グッズ
  • 掃除グッズ

収納したいものが決まれば、玄関スペースとの兼ね合いから課題が見えてきます。

ゴルフバッグを置く場所がない、ベビーカーが置けないから外置きになっているといった問題です。

リフォームをすることで、無駄なスペースを省いて狭い空間を有効に収納として活用できるようになります。

カタログなどから見た目で決めるのではなく、現状の玄関で実現できていない課題を解決できるようにリフォーム内容を決めましょう。

(2)生活導線を考える

生活動線とは、日常生活で家族が移動するルートのことです。

ほぼ毎日使う玄関スペースは、家族が気持ちよく活用できるようにリフォームしましょう。

外出時に必要な上着・帽子・バッグなどの収納スペースをつくれば、スムーズに使える玄関になります。

しかし、収納を意識したリフォームで通路が狭くなってしまっては本末転倒です。

長い目で見て生活動線に問題が出ないかについても、考えてみてください。

(3)脱臭・防カビなどの機能も加味する

リフォームで、脱臭・防カビ効果のある素材に変えることもできます。

玄関は、香りで印象が変わります。

取り付けるだけで臭いを吸着するタイルもあるので、検討してみましょう。

また、玄関は濡れた雨具を持ち込むこともあるため、カビが生えやすい場所でもあります。

リフォームを依頼するときは、施工業者に脱臭・防カビ対策の相談をしてアドバイスを貰いましょう。

以上が、玄関をリフォームする際のポイントでした。

次に、リフォームをするなら知っておきたい、玄関収納の種類について解説します。

どのタイプが適しているかは、玄関のスペースや希望の収納量によって変わりますので、確認してみましょう。


7.リフォームでできる5種類の玄関収納タイプの特徴を画像付きで解説

リフォームでできる5種類の玄関収納タイプの特徴を画像付きで解説

前の項目では、玄関リフォームのポイントを紹介しました。

プロに相談できるリフォームなら、課題がスッキリ解消できそうですね。

自分に合ったリフォームをするために、以下5種類の玄関収納を確認してみましょう。

  1. カウンタータイプ
  2. 壁一面収納タイプ
  3. フロートタイプ
  4. カウンター+吊戸棚タイプ
  5. 土間収納タイプ

それぞれのリフォームにかかる費用相場は下記の通りです。

玄関収納のタイプ 相場の金額
カウンタータイプ 5~10万円程度
壁一面収納タイプ 15~40万円程度
フロートタイプ 15~40万円程度
カウンター+吊戸棚タイプ 10~20万円程度
土間収納タイプ 30~60万円程度

カウンタータイプが比較的リーズナブルで、土間収納タイプが高額ですね。

では、それぞれどのような特徴があるのか解説していきます。

カウンタータイプ

カウンタータイプ

カウンタータイプは、ポピュラーな戸棚で5~10万円程度と低価格です。

特徴として、棚が腰から下の高さになるので開放的な玄関に感じられます。

他にも、棚の上に花などを飾れる点は魅力的。

ただし、他のタイプと比較すると収納量が少ないという懸念点があります。

そのため、膨大な収納量が必要ない家庭向きです。

直置きタイプと、壁に固定するタイプがあります。

壁一面収納タイプ

壁一面収納タイプ

天井から床までの幅広いスペースを収納にするのが、壁一面収納タイプです。

広いスペースを使うため、収納量が多い特徴があります。

壁に固定するので、耐震性にも優れています。

デメリットは狭い玄関に設置すると圧迫感があることです。

15~40万円程度でリフォームできるので、家族が多い場合に検討してみましょう。

フロートタイプ

フロートタイプ

フロートタイプは、床から少しスペースが空いている収納です。

施工にかかる相場費用は、15~40万円程度

空いたスペースは、収納に利用したり、間接照明を置いたりといった活用ができます。

壁一面収納タイプより、下にスペースがある分圧迫感が和らぎます。

ただし、壁に固定するタイプなので賃貸には向きません。

圧迫感を抑えてたっぷり収納したい家庭におすすめです。

カウンター+吊戸棚タイプ

カウンター+吊戸棚タイプ

カウンタータイプに吊り棚が付いたタイプで、10~20万円程度から施工可能です。

玄関のディスプレイスペースを確保したいけど、収納量もある程度ほしい家庭に向いています。

上の吊り棚は高い位置になるので、使用頻度の低いものを入れておきましょう。

スペースが充分あれば、壁一面収納タイプと組み合わせることもできます。

土間収納タイプ

土間収納タイプ

シューズクローゼットになる収納スペースが土間収納タイプです。

ゴルフバッグやベビーカー、三輪車などの大きなものを収納したい家庭におすすめです。

広いスペースが必要で、30~60万円程度とリフォーム費用が高いのがデメリットですが、他と比べて収納量は圧倒的に多くなります。

これまでの玄関収納の悩みが一気に解消されるでしょう。

以上が、5つの玄関収納のタイプの解説でした。

それぞれの特徴を理解し、玄関スペースや家族の人数、収納したいものの量と照らし合わせて決めましょう。

次の項目では、玄関収納のリフォームをできるだけ安く行うための技を紹介します。

お得な情報をお伝えしますので、ぜひ最後まで読んでみてください。

8.玄関収納のリフォームを格安でする方法

玄関収納のリフォームを格安でする方法

玄関収納のリフォームを安く済ませるために、代表的な2つの方法があります。

  1. リフォーム業者から相見積もりを取る
  2. 補助金制度を活用する

リフォームの費用は、最低でも数十万円程度かかるので、なるべく安くする方法を活用しましょう

それぞれ詳しく解説します。

(1)リフォーム業者から相見積もりを取る

格安でリフォームを行うためには、良心的な価格で施工する業者を選ぶ必要があります。

そのため、少なくとも3~5社に相見積もりを取りましょう。

同じ条件で依頼することで、妥当な金額と誠実な対応を判断できます。

また、見積もり段階で用意できる予算を伝えるのも重要です。

予算に合わせたリフォームをできる業者か判断して、納得して依頼しましょう。

(2)補助金制度を活用する

リフォームの内容によっては、補助金制度が利用できる場合があります。

各自治体で用意している補助金の条件や内容が変わるため、自治体のホームページで調べてみましょう。

次のリフォーム内容は、補助金制度が用意されていることが多いです。

  • 玄関をバリアフリーにするリフォーム
  • 省エネ建材を用いたリフォーム

地域に根差している施工業者は、補助金制度の内容を把握していることもあります。

どのようなリフォームで補助金制度を適用できるのか、業者に確認してみることも選択肢に入れておきましょう。

以上が、リフォームを少しでも安くするためのアドバイスでした。

まとめ|家の顔でもある玄関収納を理想の快適空間にしよう

玄関収納は、家族が誰でもしまいやすくする配慮が必要です。

コートや大量の靴など、収納しにくいアイテムは記事内で紹介したアイデアでうまくしまいましょう。

簡単なDIYやリーズナブルなアイテムで、楽しみながら収納を増やすのも1つの方法です。

工夫しても玄関収納の課題が解決されないときは、リフォームを検討してみましょう。

この記事で玄関収納の理解を深めて、理想的な空間を実現してくださいね。

なお、玄関収納の設置費用を少しでも安くしたい場合は、火災保険の給付金の利用を検討しましょう。

火災保険の給付金は使い道が自由であり、申請サポート業者を利用すれば、簡単に申請できます。


もし、玄関収納の設置で火災保険申請をご自分で行うのが難しければ、火災保険申請サポートのプロである「修復ナビ」を利用するのがおすすめです。

火災保険の申請は複雑な専門知識が必要なため、ご自身で給付金請求を行うと、見落としや間違いが発生する可能性もあります。

スムーズな申請と最大限の給付金を受け取るには、プロの力を借りるといいでしょう。

「修復ナビ」ではご相談から火災保険の申請サポートまですべて無料で対応しています。また弁護士監修で、現地調査も一級建築士などのプロが行うため安心してご利用できます。

気になることがございましたら、まずはお気軽にメールやLINEでご相談ください。すべて無料で対応させていただきます。

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監修者情報

松岡諭司

松岡諭司

保有資格

宅地建物取引士/公認 不動産コンサルティングマスター

家業の不動産屋にて大規模不動産仲介に従事。その後、売上5,000億円規模の一部上場企業にて、25年以上不動産関連業務に携わり続けてきた。リフォームにも詳しい専門家。

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